湿度・温度
健康の話

快適温湿度は約50%
室内の環境を考えるとき、つい温度だけに気をとられてしまいがち
ですが、湿度のことを忘れていませんか?気密性の高い
現代の住まいでは、生活の中で発生した水蒸気が溜まって、
湿度は知らないうちにたかくなっていきます。高すぎる湿度は、
アレルギーを誘発するカビやダニなどの大きな発生原因
逆に乾燥しすぎるとインフルエンザのウイルスが活発になって
風邪にかかりやすくなります。健康的に過ごせる湿度の
めやすは50%前後。特にお年寄りや赤ちゃんのいるご家庭では、
家に湿度計を置いて、湿度の調節を心がけたいものです。


快適温度は約20℃。

健康との関係で温度が問題になるのは、真冬の家の温度ムラ。
暖房している部屋から寒い廊下に出たり、夜中に布団から出て
冷えきったトイレに入った時の急激な温度変化は、特に
お年寄りのからだにとって大きなストレスとなります。快適な
室内温度のめやすは、20℃前後。ひと平野だけ必要以上に
暖めたて他の部屋との温度差をおおきくするより、家全体を
寒さを感じない程度の温度均一(±5℃)に保つほうが、
心地よく健康的に過ごせるのです。