型 板 ガ ラ ス

1960年代初旬頃、国内の板ガラス生産工程においてフロート法が導入されました。
中旬に入ると、板ガラスメーカーの競争により、型板ガラスの模様戦争が勃発しました。
当時、各々のメーカーによって生産された、多種類の型板ガラス。今日では、生産が中止された品々が大半を締め、現在、住居の窓などに納まっているものを除いては、市場には残っているものは少なく、また、品種を調査することさえ困難な品物も有ります。
現在、集められる型板ガラスのデータをまとめてみました。
型板ガラスをお調べになられる際に、お役に立て下さい。

型板ガラスは、ガラスの表面に型模様を彫り込む加工をしたものです。溶解したガラスを成形する際、回転する平行ローラーの間を通して連続的に作られます。片方のロールにそれぞれの模様が彫刻されていて、その模様がまだ固まる前のガラスの表面に刻まれます。表面が型模様のため、光を柔らかく拡散させるとともに、視線を遮る効果があり、プライバシーを優先させる開口部や間仕切りとして広く使われています。
耐風圧などの強度面ではフロート板ガラスよりも劣り、十分な配慮が必要です。また表面の凹凸面には汚れが付きやすく、開口部で凹凸面を内側にすることが当然必要となります。
内部に使用する際にもメンテナンスの難しい部分に使用することは避けたほうがよいでしょう。

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4.海外及び国内二次加工型板ガラス

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