住まいと健康
はじめに住まいとは、居住者の健康の視点から見れば、人生の長い期間をすごす場であり、さらに幼児・高齢者・妊婦といった肉体的な弱者の人程、1日中室内にいる事が多い。ややもすると居住者として、壮年の健常者を想定しがちであるが、病弱者、身体障害者をも考慮をしなければならない。また、現在は壮年で、健康であるにしても必ず歳はとるし、病気や怪我にみまわれることもある。現在、住宅・生活用式が大きく変貌している中、健康が年々深刻な社会問題となってきている。その結果、より健康的な生活が求められるようになってきた。そこで、住まいと健康に関する調査を行い、現状の整理と今後の課題・対策を明らかにする。