硝子の断熱性能間違いやすい断熱の考え方イ.熱貫流における断熱 部屋などの空気があったまり 対流熱の逃れるのを防ぐ ロ.輻射熱の断熱 輻射熱赤外線とか遠赤外線が(電磁波)直接人体等の分子に作用し発生する熱 イ.熱貫流における断熱 室内の空気が温い 室内の空気の保有熱 対流熱等による断熱(外部の寒い空気からも) 複層硝子又は二重窓が効果的 熱貫流は硝子厚みによっては ほとんど変わらない。 空気は極めて良好の断熱性能を保有しているため 間に空気層を設けた複層硝子が最適 機能を高めるために三重四重複層硝子などがある。 ロ.輻射熱の断熱 赤外線などの電磁波が作用するため 複層硝子などではほとんど効果がない。 熱線吸収硝子 熱線反射硝子 熱線反射吸収硝子を 用いると良い。 熱線反射硝子は 可視光線域も反射するので すこし暗くなる (一番明かるいの32%透過) ブルーペーンが 可視光線透過率が高く 熱線領域の吸収が大きい硝子米国のPPGで つくった アズァライトという硝子は日本板硝子のブルーペーンに似た色 だが 熱線透過率 が10%と極めてこの目的には優れた硝子と言えよう。 赤外線ヒーター等は 吹き晒しの所で作業者の保温を考える時に使う赤い色のガスヒーター 又電気ヒーター等がそれである。 透明硝子の可視光線反射率透明硝子は普通表面で 4% 裏面で抜け出る時に 4% 合計 8% 反射します。それ以外に硝子内部で吸収されるため 透過率は厚みにより異なります。 アイセフティ(コンピューター ディスプレー用)は この硝子表面の反射率を特殊な処理 (2つの方法があるが)により 表面反射率を 0.1%に押えております。 これはカメラのレンズのマルチコートと 同じ技術を使いこの様に大きな表面にも反射特性を よくしたのです。 反射率を落とす事は 総透過量を増加させる事で この技術で作られた硝子で太陽電池の カバー硝子又屋根の上によくみる温水器のカバー硝子などに使われている。 |