基本性能
 
基本性能1 低放射ガラスの使用

1.低放射のガラスを私たちは、LOW−E(ローイー)ガラスと読んでいます。
  LOW−Eは、Low−Emissivity PAIR GLASSの略称です。
  ガラスの業界の中では、高遮熱断熱ガラス、高性能熱線反射ガラスなどと
  呼ぶ場合もあります。

2.普通の板ガラスの表面に、特殊金属膜をコーティングしたガラスです。
  この特殊金属膜の効果により、夏の太陽熱を反射。暑さをカットし、逆に冬の室内の暖かさも逃がしません。
  特殊金属膜で熱をコントロールするため、暮らしの快適性が向上します。

3.もくまどのLOW−Eガラスは、2通りの用途があります。
  ・部屋外側にLOW−Eガラスを使用する場合(商品名:サンバランス)
  ・部屋内側にLOW−Eガラスを使用する場合(商品名:サンレーヌ)


部屋外側にLOW−Eガラスを使用した場合の効果 部屋内側にLOW−Eガラスを使用した場合の効果

4.LOW−Eガラスは紫外線もカットします!
  室内の大切な家具やジュータンなどの色あせや劣化を軽減します。

サンバランスグリーン 3ミリ+中間層12ミリ+3ミリ
透明ペアガラス
3ミリ+中間層12ミリ)+3ミリ
単板ガラス
3ミリ

基本性能2 中間層にアルゴンガスを封入
通常のペアガラスの中間層は、乾燥した空気層となっております。この空気層にアルゴンガスを密封することにより、断熱性能をより向上し、室内の冷暖房効果を高めます。
※アルゴンガスは、無色透明の見えない断熱材です
日射熱取得率の比較 熱貫流率の比較(W/u・K)
サンバランスグリーン 透明ペアグラス 単板ガラス サンバランスグリーン 透明ペアグラス 単板ガラス
3ミリ+中間12ミリ+3ミリ 3ミリ+中間12ミリ+3ミリ 3ミリ 3ミリ+中層12ミリ+3ミリ 3ミリ+中層12ミリ+3ミリ 3ミリ

※日射熱取得率
窓ガラスの遮熱性能は日射熱取得率という数字で表わすことができます。
日射熱取得率は、窓ガラスに入ってくる日射エネルギーを1としたときに室内に流入するエネルギー比率のことです。この数字が小さいほど入ってくる太陽熱が少ないということを示します。

※熱貫流率
窓ガラスの断熱性能は、一般的に熱貫流率という数字で表わされます。
熱貫流率とは、ガラス開口部において、その内外の温度差が1度に対して、面積1u当たり、1時間に、どのくらいの熱が流れるかを示した数字です。
この数字が小さいほど、熱を通しにくく、断熱性能に優れているということができます。
 
基本性能3 中間層厚みを12に設定
中間層の厚さは、ペアガラスの断熱効果を左右します。ただ、ただ厚ければ高い断熱効果が発揮できるという訳でもなく、12ミリが上限の様です。もくまどでは、この最適な中間層厚を採用し、さらに、そこへアルゴンガスを封入することで、より高い断熱性能を確保しています。
 
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